脱毛を検討するとき、口コミは有力な材料です。ただし同じ「効果があった」という言葉が、人によってまったく違うことを指しています。この記事では、口コミのどこを見れば判断材料になるのか、そして何が偏りとして混ざっているのかを整理します。効果そのものの保証をする記事ではなく、情報の読み方の話です。
「効果があった」は三つの意味に分かれる
同じ言葉でも、書いた人が指している状態は違います。大きく分けると次の三つです。
- 毛が目に見えて減った:本数そのものが少なくなった状態
- 自己処理が楽になった:本数は残っているが、毛が細くなって処理の頻度が減った状態
- 生えるのが遅くなった:処理してから次に気になるまでの間隔が伸びた状態
求めている状態を先に決める
この三つのどれを目指すかで、必要な回数も満足のしかたも変わります。自己処理の頻度が減れば十分という人と、ほぼ生えない状態を目指す人とでは、同じ口コミを読んでも意味が違ってきます。
口コミを読む前に、自分がどの状態になれば満足なのかを決めておいてください。これがないと、他人の満足度をそのまま自分の期待値にしてしまいます。
判断材料になる口コミの条件
次の三つが書かれているかどうかで、使えるかどうかが決まります。
- 部位:ワキと顔の産毛では、必要な回数がまったく違う。部位が書かれていない口コミは比較に使えない
- 回数:何回目の時点の話なのか
- 経過期間:毛には生え替わりの周期があるため、期間が短いと判断できない
投稿の時期も見る
数年前の口コミは、そのときの機器や施術方針についての話です。設備は入れ替わりますし、担当者も変わります。
古い口コミが役に立たないわけではありませんが、いつの話かを確認したうえで読んでください。特に「新しい機器を導入した」といった告知が出ている場合、それ以前の口コミは前提が違います。
良い評価と悪い評価は、集まる場所が違う
口コミ全体を眺めると、内容に偏りがあることに気づきます。
良い評価は効果と接客に集まりやすい。満足した人が書くのは、結果と、そこに至るまでの体験です。
悪い評価は予約と勧誘に集まりやすい。効果が出るまでには時間がかかるので、不満はもっと手前の段階で出ます。予約が取れない、説明と違った、勧誘が強かった。これらは通い始めてすぐに分かることです。
つまり両者は同じ土俵で戦っていません。効果の話と、通いやすさの話は分けて読むのが正確です。悪い評価が多いから効果がない、とは限りません。
SNSの投稿はPR表記を見る
SNSやブログで紹介されている場合、それが広告かどうかを確認してください。2023年10月から、広告であることを隠した投稿は景品表示法で規制されています。いわゆるステルスマーケティング規制です。
そのため、企業から依頼や提供を受けた投稿には「PR」「広告」「提供」といった表記が入ることになっています。表記があること自体は悪いことではありません。書き手が実際に使った感想であることも多い。
見るべきなのは、表記があるかどうかではなく、表記があるうえで具体的に何が書かれているかです。部位・回数・期間が書かれ、良かった点と合わなかった点の両方に触れているなら、広告であっても材料になります。
読むときの順番
実際に検討するときは、次の順で見ると混乱しません。
- 自分がどの状態になれば満足かを決める
- 同じ部位の口コミだけを抜き出す
- 回数と期間が書かれているものだけを比べる
- 効果の話と通いやすさの話を分けて集計する
- 最後に、書面の条件(総額・回数・解約)で確認する
最終的な判断は書面で
口コミで絞り込んだあと、契約の条件は必ず書面で確認してください。口コミに書かれた料金や回数は、その人が契約した時点のものです。キャンペーンは入れ替わります。
肌の状態や体質に不安がある場合は、口コミではなく、カウンセリングで医師やスタッフに直接確認してください。
