脱毛サロン(エステ脱毛)と脱毛クリニック(医療脱毛)の違い

医療脱毛とエステ脱毛の違いは料金だけだと思っていませんか?
脱毛方法で迷っているという方に、脱毛サロンと医療脱毛の違いを解説します!

より満足度の高い脱毛を行うためには、それぞれの脱毛方法のメリットやデメリットを正しく理解し、ご自身に合った脱毛方法を選ぶことが重要です。

目次

脱毛に関する基礎知識

クリニックでは万が一の際も医師がその場で診察・治療
エステサロンでは「一時的な減毛」しかできません。

分かりやすい表

医療脱毛エステ脱毛
脱毛方法医療レーザー脱毛が主流
光脱毛(フラッシュ脱毛)が主流
脱毛資格有資格者が施術資格が無くても施術ができる
脱毛効果永久脱毛効果一時的な減毛効果
施術回数 約5回
照射パワーが強い
約18回以上
照射パワーが弱い
通院期間約1年
短期間で脱毛できる
約2年~3年
長期間通う必要がある
肌トラブル薬を処方して迅速に対応店舗では対応できない
医師の診察医師の診察があるカウンセリングのみ
料金高額医療脱毛よりは安い

脱毛方式の違い

脱毛方法には様々な種類があり、医療脱毛では主に医療レーザー脱毛、エステでは主に光脱毛(フラッシュ脱毛)による脱毛を行っています。
医療レーザー脱毛は、ダイオードやアレキサンドライトなどの単一波長の医療用レーザーを照射するため、太い毛や産毛などあらゆる毛質の毛を脱毛できます。
分かりやすい説明ですと、カメラのフラッシュをめちゃめちゃ狭くして集中的に毛穴に送り込む脱毛だと思ってください。個人差がありますが、照射回数は約5~6回、1年ほどで脱毛が完了します。
対してエステ脱毛では、複数の波長を含んだIPLなどの光を広範囲に照射します。
エステ脱毛では医療レーザー脱毛ほど高出力な照射ができないため、範囲を少し広くして光の強さをかなり弱くして痛みが軽減されている光です。色素の薄い産毛などには脱毛効果が薄く、十分な脱毛効果を実感するためには12~20回程度の照射回数が必要になると言われています。

脱毛資格の違い

医療脱毛を行うクリニックには、医師が常駐しております。
カウンセリングの際には医師が患者さまのお肌の状態を診察し、適切な照射パワーを確認いたします。万が一の際の診察も医師が行うので、迅速な対応が可能です。
これに対して、エステサロンには医師がおらず、カウンセリングもエステティシャンまたはカウンセラーが行います。症例が多数あり経験を積んでいるとはいえ、医療の観点からの「診断」を行うことはできません。
また、医療脱毛ならエステ脱毛では脱毛不可なケースが多いアトピー肌などの肌質の方でも脱毛が可能です。

料金の違い

医療脱毛が毛根部を破壊し、発毛機能そのものをなくす永久脱毛である点に比べ、エステ脱毛はあくまで一時的な減毛ですので、実感できる効果には違いがあります。
一見エステが安く見えますが、満足できる脱毛効果を得るためにトータルで考えると、医療脱毛の方がお得な場合もあります。
このように医療脱毛とエステ脱毛には違いがありますので、料金だけで比べるのではなく、様々な観点から比較することをおすすめします。

痛みの違い

エステ脱毛は一般的に痛みが弱く、やや痛みを伴いますが医療脱毛に比べたら全然耐えられるレベルです。

医療脱毛では、痛みを伴います。
使用する一般的な医療レーザー脱毛機は「アレキサンドレーザー」「ダイオードレーザー」などです。これらは、黒い色に反応するレーザーの特性を利用し、毛根を熱で破壊するという仕組みになっています。 毛根が破壊される時の衝撃で、周りの皮膚がダメージを受け、それが痛みとなって感じてしまいます。
また、レーザー脱毛を行っている最中、毛根やバルジを破壊するため、どのレーザー脱毛機であっても皮下に熱を与えていきます。 ヤケドを防ぐため、今では脱毛機に皮膚の冷却機能がついているのもがほとんどです。 しかし、その冷却が間に合わないと、痛みを生じさせてしまいます。

どこで脱毛を行えばいいの?

とにかく急いで、1回だけ脱毛したいという場合、部位によっては脱毛サロンで行うこともメリットはあります。
しかし、価格や短期的な効果ではなく、長期的に見て少しでもずっとツルツルでいたいと考えるのであればエステサロンで脱毛を行うよりも、医療脱毛のほうが安全であることは間違いありません。ただし、医療機関の中にもコスト削減・低料金化のためにカウンセラーなどの医療資格のない方がカウンセリングや施術を担当しているケースが少なからず存在します。

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